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フェイ・ダナウェイ (2007/01/19)
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社会派の名匠による名優の饗宴

TV局の内幕を描いた異色サスペンス。ニュース司会者が視聴率低下のためノイローゼに陥り、突然本番中に二週間後の自殺を予告する。
そのおかげで上がった視聴率に、周りの人間は飛びついてニュース番組は意外な方向へ・・・・


「俺たちに明日はない」のフェイ・ダナウェイがやり手のキャリアウーマンを熱演。デートでも仕事の話、ベットでも仕事の話(おまけに自分勝手にいっちゃうし)、仕事にしか興味のないまさに"フェミニズム・モンスター"だ。彼女はやり手であることは確かなのだが、その企画はまるで狂気に満ちているし、視聴率優先のショッキングな路線のみである。
老練のプロデューサーを演じるはウィリアム・ホールデン。この作品で唯一の正気を保った人間かと思えば、彼も狂気の日常に踏み込んでしまう人間の一人である。
狂ったキャスターにピーター・フィンチ。最初から最後まで狂いっぱなしの彼だが、彼が怒り演説する内容は単純明快な二面性を持った世の中の仕組みであり、もしかしたら話す内容はこの映画の中で一番まともかも。
CCAという新興企業の顧問にロバート・デュヴァル。自分は彼の「ゴッドファーザー」での優しい兄貴的演技が好きなのだが、この映画ではキレキレのイライラです。
監督は言わずと知れた社会派の巨匠シドニー・ルメット監督。この作品が彼の経歴の中で一番の語り口なんじゃないでしょうか。

76'の作品ながら、TV伝道師やキャスターの人間化、報道の娯楽化を予見している。しかしながらそれを"狂っている"と描いているのに予見する事となってしまった現在の報道スタイル。怖いと思いません? みのもんた なんか狂気に浸りきっているように見えるのは考えすぎだろうか?
個人的にはCCA会長がビールに説教して洗脳するシーンが好き。
不気味な光と影が何か超人的なものを感じさせる名シーン。
それにラストはエッ?という感じ。「es」を見た時の「おいおいマジでこんなに展開しちゃうの?」っていう困惑と恐怖に近い。
アカデミー四部門受賞の作品なのでストーリーテリングの巧みさは折り紙つき。楽に見れますよ。
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にほんブログ村 映画ブログへ 12.13 (Tue) 02:07 [ 社会派 ] CM2. TB0. TOP▲
  
コメント

あんまり肩のこった感じで『社会派なんだぞう!!』というのは好きじゃないんですが、たまたま好きな監督がメッセージ性高かったということですね。正反対に娯楽一直線のデ・パルマなんかも好きなんですが。矛盾があるから人間だもの。なんて みつを でごまかしてみる。
---------- リトル・ゼ [ 編集] URL . 12/13, 23:21 -----

コメントありがとうございます!
貴重な御意見超サンクスです!

もしかして、リトルさんは社会派の映画が好きなんですか?
ふふふ。
いい趣味してますねぇ。
またきま~す。
---------- Vesta [ 編集] URL . 12/13, 16:54 -----
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