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戦争のはらわた~Cross of Iron~ 戦争のはらわた~Cross of Iron~
ジェイムズ・コバーン (2000/08/25)
バンダイビジュアル
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サム・ペキンパーが描く"最後の兵士"

舞台は1943年の東部戦線。ドイツ軍が劣勢に立った頃のお話。
ある日、最前線にシュトランスキーという将校が赴任してくるのだが、弱いくせに"勇気あるものの証"鉄十字勲章が欲しい典型的なマヌケ貴族野郎。
戦線の責任者の大佐も、副官のような大尉も来たとたんからこのマヌケにうんざり。
そして軍隊内でも神がかっていると評判の老練の兵士シュタイナーがいた。
モチロン両者はそりが合わず、危機的状況の中で火花を散らすことにあるのだが・・・・


監督はあの男気巨匠サム・ペキンパー
ペキンパーが描くんだからやっぱり去り行く男への挽歌にあるワケで。
でも内容的にはとっても反戦というか「バカバカしいこんなモン!!」という怒号が聞こえてきそうな迫力です。
お得意のスローモーションも炸裂だが、ここはインサートやカットつなぎで観客を常に戦場にとどまらせようという工夫に拍手!
陣営内のシーンはかなり多いんだけど、砲撃の「ドカンドカン」音がずーーーーーーーっと鳴っていて、役者も砲撃のたびに喋るの中断してリアクションする徹底ぶり。
それだけ描写もすごいんですが、内容がとっても濃い。
軍隊にはつきもののホモセクシャルが登場。
意外に有名な戦争映画そういうトコ省いてるんだよね。
しかもシュトランスキーにそれを見られて(まぁ無用心すぎるよ)いいように使われてしまう。
老練の兵士シュタイナーは自分の持つ小隊の全員に生きていて欲しいという思いがありながらも、戦場を生き抜くプロであって行方不明の部下を見捨てる非情さも持ち合わせている。
上官もなんだかんだいって話がわかる人であろうと陣営から指示ばっかだしてるから大嫌い。
そんなシュタイナー、ラストのあたりで撃つの?撃つの?ってトコで撃たない。
でもここらへんの流れ、やっぱペキンパー流というか男の考えだねぇ。後先ナシというか吹っ切れるというか。
いつもとは違う戦争映画。男だねぇ。
さて、この名セリフ?を最後に。

あの男の敗北をよろこんでいる場合じゃないぞ 諸君
社会が立ち直り  
平和になっても
彼を悩ませたメス犬どもに
さかりがついてるぞ

- ベルナルド・ブレヒト
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にほんブログ村 映画ブログへ 11.25 (Fri) 14:37 [ 戦争 ] CM0. TB0. TOP▲
  
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