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プラトーン〈特別編〉 プラトーン〈特別編〉
チャーリー・シーン (2006/10/27)
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ただの戦争映画ではない。

1967年新兵クリス・テイラー(チャーリー・シーン)は貧困者や有色人種ばかりが戦場に立たされている事に義憤してベトナムにやって来た。
配属された小隊の隊長バーンズ(トム・ベレンジャー)は冷酷非情、顔の深い傷痕が証明するように過去何度も死線をくぐりぬけてきた強者だ。班長のエリアス(ウィレム・デフォー)は戦場にありながらも無益な殺人を犯してはならないという信念の持ち主。
様々な個性を持つ兵士たち13人の小隊は、最悪の最前線の真っ只中に放り込まれる。
危機的状況のなか隊長と班長の対立が加熱していく・・・・


戦場という極限的な状況の中で人はどうなるのか。
バーンズとエリアスは戦争に参加しているわけで簡単に"善"と"悪"という構造ではない。
狂気に浸った状態で少しでも良心を保っていられるか、あるいは割り切って飲み込むか。
これは戦場という極限的な状況だからこそハッキリすることであって、私たちの人生の中にもバーンズとエリアスは潜んでいるのだ。
単純な戦争映画ではない。
残酷だの悲惨だのというより、いかに少しでも"人間"でいられるかと問いかけてくる。
バーンズは割り切ったやり方で何度も死線をくぐってきた。
エリアスは"人間"の部分が顔をだしたために死んだ。
どちらが正しいのかはわからない。
でも"人間"らしさにその裁定の基準があるように思う。
ジョルジョ・ドルリューの『弦楽ためのアダージョ』があの名シーンをいっそう際立たせている。
寒気のするほどの名シーンだ。

それではベトナムの生き残りオリバー・ストーンが
使命のように作り上げたこの映画の名セリフで締めっ!

今から思うと
僕たちは自分自身と戦ったんだ
敵は僕たちの中にいた
僕の戦争は終わった
だけど思い出は一生残るだろう
エリアスとバーンズの反目はいつまでも続くだろう
時として僕は彼らの間の子のような気さえする
それはともかくとして
我々生き残りには義務がある
戦場で見たことを伝え
残された一生を努力して
意義のあるものにすることだ

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にほんブログ村 映画ブログへ 11.20 (Sun) 03:10 [ 戦争 ] CM3. TB0. TOP▲
  
コメント

何回見ても心に突き刺さる映画です


#人間の本性を見る事ができる

---------- 名無し [ 編集] URL . 04/10, 20:42 -----

チュチュさんいつもコメントありがとうございます。自分も同感です。結局のトコ本土で「善か悪か」なんて議論してる間、兵士は悪に浸りつつその中での人間らしさの葛藤を続けているんですよね。そういう意味で戦争はイヤ!
---------- リトル・ゼ [ 編集] URL . 11/26, 13:53 -----
人間らしさのために死ねるか
というテーマで戦争映画を撮っている人は多いですね。私は『プライベート・ライアン』がそうだと思いました。生き残るためになんでもするか、死んでも自分が間違ってると思うことはしたくないか。実際のバトルの時にその選択をするのは大変です!
---------- チュチュ姫 [ 編集] URL . 11/25, 20:37 -----
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