タンストールの親友だった弁護士のアレックスは、保安官にサンタフェファミリーの悪行を暴露して合法的に捕まえようとしていたのだが、ボニーは持ち前の荒くれ性を発揮して、マーフィーの手下どもを次々と射殺。ついでにマーフィーに手を貸した保安官をぶっ殺してしまった事から、今度はボニー達が追われることになる。
この映画は思い入れがある。
劇場公開時はまだ小学生だから、たぶん日曜洋画劇場で再放送されたのを見ていたからだろう。
これぞ西部劇!って感じの映画のつくり、同時に青春映画なので軽い気分で見られる。
それにやっぱり
ビリー・ザ・キッドを演じるエミリオ・エステヴェスの演技!
まさに「悪たれ小僧」って感じだ。

兄貴のチャーリー・シーンの正統派ぶりもいいし、「24」のキーファー・サザーランドのアイドル時代を見られるのもいい。インディアンのチャベスを演じるルー・ダイアモンド・フィリップスも外せない。
カッコイイ人だらけ。

物怖じしない度胸、ハッタリをかますズル賢さ、確かな銃の腕。
子供ながらに
ビリー・ザ・キッドを「男の中の男」だと思っていた。
まぁ史実によれば顔も見たくないような人殺しなのだが、当時は心酔していた。
読書はあまり好きじゃなかったのに(未だに)図書館で資料を探してみたことさえある。
そのくらいエステヴェスのビリーは魅力的だった。
余談ですが、最近不遇だった
エミリオ・エステヴェス、監督・脚本・出演を担当した「Bobby」という映画が今年現地で公開。
内容はロバート・F・ケネディ暗殺の舞台となったアンバサダー・ホテルでの一夜をグランドホテル形式で描く群像ドラマらしいです。
出演は、
アンソニー・ホプキンス
デミ・ムーア
シャロン・ストーン
リンジー・ローハン
イライジャ・ウッド
ウィリアム・H・メイシー
ヘレン・ハント
クリスチャン・スレイター
ローレンス・フィッシュバーン
フレディ・ロドリゲス
ニック・キャノン
エミリオ・エステヴェス シア・ラブーフ
ブライアン・ジェラティ
ジョシュア・ジャクソン
ジェームズ・マースデン
マーティン・シーン
ジョイ・ブライアント
メアリー・エリザベス・ウィンステッド
キップ・パルデュー
ヘザー・グレアム
ハリー・ベラフォンテ
ジェイコブ・ヴァーガス
スペンサー・ギャレット
アシュトン・カッチャー
と目も眩みそうな程の豪華さ。出演料だけで小さな国の国家予算に届く気がします。
■
ビリー・ザ・キッド Billy the Kid

別名ヘンリー・マッカーティ
通称ウィリアム・H・ボニー
1859年11月23日、ニューヨーク市に生まれる。
17歳で最初の殺人を犯す。
この頃タンストールに拾われる。
1878年2月、タンストールが殺され「リンカーン郡戦争」が勃発。マクスウィーン派とドラン派の抗争が始まる。
1878年7月、ビリーの属するマクスウィーン派はドラン派によって壊滅され、ビリーは命からがら逃げ出すが、以後お尋ね者として追われることとなる。
1879年3月、ニューメキシコ州知事のルー・ウォレスと会見し、恩赦を約束され投降。
1879年6月、恩赦が受けられないのを知って留置所を脱走。
1880年、ビリーの親友だったパット・ギャレットがリンカーン郡の保安官に任命される。
1880年12月27日、ついにギャレットはフォート・サムナーの近くでビリーを逮捕する。
1881年4月28日、裁判所の最上階の留置所から脱獄。
1881年7月14日、ニューメキシコ州フォートサムナーにてパットギャレットに撃たれて死亡。
享年21歳。
左利きであることが有名だが、本当は両利きらしい。
凄腕のガンマンだった。
彼は死ぬまでに9〜27人殺したと言われている。
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