やっぱり『
超能力』がテーマというコトで後発の「スキャナーズ」と比べられますが娯楽性や見易さではコチラのほうが上。
向こうは"透視(スキャン)"なのに比べて、コチラは"念動"なので使う用途も別。
まぁ「スキャナーズ」のほうはあの暗さがクローネンバーグらしくコチラのあっけらかんとした娯楽性重視のカンジもデ・パルマらしいといえましょう。
「
超能力を有するのは子供であって、大人はそれをいいように利用しようとする。
それに対する子供の抵抗。」という図式。
一見
超能力があるのでホラー映画に見られがちですが、図式だけ見ると青春映画そのもの。
親父と結局最後まですれ違ってしまう息子なんてニューシネマにでてきそうな破滅ぶりである。
だからこんだけ前半部分がタルいんでしょう。
カーク・ダグラスはアクションに水着姿、泳ぎとかいろいろやらされてます。いい歳なのにがんばってます。
アメコミのヒーローのように強く得体が知れなすぎますが・・・・
カサヴェテスも出演。
ただ大した演技じゃありませんというか大した役じゃない(笑)
この出演料は多分自分の映画に回ったんでしょう。
映像的にも毎度毎度ではありますがヒッチコックの引用多数。
ただマルチカメラでのスローモーション撮影の道路の同列進行のシーンなんかは、ヒッチコックなら編集の繋ぎでやるとこをデ・パルマはスローモーションで。
この違いだけでもだいぶ映像の味が違ってきます。
やっぱり最後の爆破シーンが有名ですが、マルチの必要あったのかぁ???
作り物だってバレやすくなっちゃってるよん。
あの半分で良かった気が。
「キャリー」には届かずともよくできた見ごたえのある作品。
オススメ。
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